長崎帆船まつりは毎年4月下旬から5月上旬(ゴールデンウィーク期間中)に行われる国内最大の帆船イベントとなっており県内外の帆船ファンなどで大いに賑わいます。
本記事では長崎帆船まつりの主なイベント・これまでの参加帆船・会場へのアクセスなどをご紹介いたします。
長崎帆船まつり
日本丸や海王丸などの日本の帆船をはじめ外国の帆船などが長崎港に集結する国内最大の帆船イベントです。
入港パレードから始まりイベント期間中は船内一般公開・観光丸による体験クルーズ・セイルドリル(操帆訓練)・新鮮市・お子さん連れでも楽しめるイベントなど盛り沢山。
夜間は帆船ライトアップ・イルミネーションで普段と違った夜景を見る事が出来ます。
また土・日は打ち上げ花火もありライトアップされた帆船との打ち上げ花火は必見ですよ。
2023長崎帆船まつりの記事は以下からご覧いただけます。
2023年は秋の開催となりました。
帆船イベント
長崎帆船まつりは各帆船が女神大橋側から長崎港に向けて入港してくる入港パレードで幕を開けます。
ここでは長崎帆船まつりで行われるイベント等についてご紹介いたします。
体験クルーズ(観光丸)
有料イベントとなりますが長崎港を遊覧できる観光丸体験クルーズは毎年大人気となっております。
乗船券は午前中に販売される事が多いので希望される方は早めに販売ブースに向かわれた方が良いと思います。
セイルドリル(総帆展帆)
セイルドリルは総帆展帆や操帆訓練とも呼ばれ帆を広げて畳むまでの一連の作業を見る事ができる人気イベントとなっております。
天候に左右される事もありますが白い帆が少しづつ開いていくのは圧巻です。
帆船一般公開
帆船一般公開は人気イベントで大行列になる事もあります。
実習生の方々と帆船についての質問や世間話しをするのも楽しいですよ。
登檣礼
登檣礼(とうしょうれい)は出港時に船員(実習生)を帆桁に配置して見送りの方々に礼を行うもので帆船における最高の儀礼となっています。
号令に合わせて一斉に「ごきげんよう!」と3回あいさつをする様は感動的です。
帆船の見送りに来られている方で涙を流されている女性の方や「パパー!」と呼びかけているお子さんがいらっしゃるんです。
きっと愛すべき家族なのでしょうね。
感動的…
他にもロープワーク・手旗信号教室、長崎港クルーズ(クルーザーボート)、帆船ライトアップ・イルミネーション、打ち上げ花火などさまざまな催しが行われます。
参加帆船
長崎帆船まつりは毎年GW期間中に開催されさまざまな帆船が入港されました。
例年5隻前後の帆船が入港して長崎港には多くの人が訪れています。
飛帆は2011年・海星は2003年にそれぞれ引退。
パラダとナジュジュダは今のご時世でイベントとして参加される事はないでしょう。
アクセス・駐車場
長崎帆船まつりは長崎港・水辺の森公園一帯で開催されますがイベント専用としての駐車場はありません。
特に打ち上げ花火の時間帯は交通規制が実施されて周辺道路は非常に混雑するので公共交通機関の利用が推奨されています。
路面電車ですと「メディカルセンター」下車が最寄りの電停となります。
長崎帆船まつりは過去に別のイベント名で開催
長崎帆船まつりは過去に別のイベントとして帆船が集結するイベントとして開催された事があります。
- 長崎ベイサイドフェスティバル(2022年10月)
- 海フェスタながさき(2010年7月)
長崎ベイサイドフェスティバル(2022年10月)
西九州新幹線開業記念イベントとして長崎水辺の森公園で開催され帆船(日本丸と海王丸)と佐賀県のバルーンや嬉野温泉のミニ足湯などで賑わいました。
海フェスタながさき(2010年7月)
パラダやナジェジュダなど海外の大型帆船も入港して大いに盛り上がった記憶があるのですが今後入港する事はないのでしょうね。