長崎の秋の大祭「長崎くんち」その熱気を余すことなく楽しむための必携アイテム「赤本」をご存知でしょうか。
赤本と言えば多くの方が、大学受験の分厚い過去問の事を思い浮かべる方が多いと思いますが、長崎くんちの「赤本」とは長崎くんちプログラムの事になります。
通称「赤本」と呼ばれる公式プログラムは、各踊町の演し物や奉納順、さらには出演者情報まで、くんちを120%満喫するための情報がぎっしり詰まっています。
初めて長崎くんちを訪れる方から、長年のファンまで赤本を手にすると、今年のくんちが何倍も楽しくなること間違いなし。
本記事では「赤本」の魅力や購入方法を徹底的に紹介します。
本記事は令和7年(2025年)長崎くんち本番に向けて、写真の追加および文章の加筆修正が行われます。
長崎くんちプログラム「赤本」

長崎くんちの公式プログラムである「赤本」は、長崎くんち期間中に奉納される各踊町の演し物や、出演者の名前、スケジュールなどが詳細に記載された小冊子です。
長崎くんち「赤本」は、表紙が赤色でデザインされていることから、地元では親しみを込めて「赤本」と呼ばれています。
単なるプログラム以上の役割を果たしており、長崎くんちの歴史や文化を深く知るための貴重な資料でもあります。
毎年、長崎くんちに参加する踊町や出演者の情報が更新され、その一冊を見るだけで今年の長崎くんちの全貌を把握することができます。
赤本には各踊町の関係者(出演者)全員が掲載されているため、出演される友人や知人をはじめ仕事先の方などに御花(ご祝儀)を贈るためにチェックされるわけです。

見落としがないよう要チェック
御花(ご祝儀)は10月3日の庭見世(庭見せ)の日に演し物や衣装などと共に飾られる事になっており17時頃〜22時頃まで各踊町にて見る事ができます。
赤本を買うメリット
長崎くんち「赤本」を購入する最大のメリットは、長崎くんちを計画的に深く楽しむことができる点にあります。
具体的なメリットは以下の通りです。
出演者の情報を知る
赤本には、各演し物の出演者全員の名前が掲載されており、贔屓の出演者を見つけたり、演技に感情移入しやすくなります。
長崎くんちの思い出を記録する
観覧した演し物やその時の感想をメモとして書き込んだりと、自分だけの長崎くんち記録として残すことができます。
貴重な資料
長崎くんちの歴史や各踊町の紹介など、くんちに関する様々な情報が詰まっており、後々読み返すことで新たな発見があるかもしれません。
長崎くんち「赤本」の発売日

長崎くんちプログラム「赤本」の発売日と販売場所について紹介します。
赤本は本と言うより、冊子のような感じですが無料ではございません。
長崎くんちプログラム「赤本」(1冊200円)
長崎くんちプログラム「赤本」は毎年購入されている方も多く、完売する事もあるため購入予定の方はお早めに!
また令和5年(2023年)分より赤本のサイズがB5からA4へひと回り大きくなっています。
赤本の発売日
長崎くんちプログラム「赤本」の発売日がいつなのか気になるところですよね。
正式な発売日は決まっておりませんが、長崎くんち開催の1ヶ月前には書店等に並ぶようですが、毎年人気があり売り切れる事もあるのでお早めに!

9月第1週が狙い目です
赤本を購入できる書店等
長崎くんちプログラム「赤本」を購入する事ができる書店等を紹介いたします。
大変お待たせいたしました!!赤本入荷しました!!
— 好文堂書店 (@koubundo_honten) September 5, 2025
令和7年長崎くんちプログラム(通称:赤本)
在庫が無くなり次第、販売終了となります。
ご購入はお早めに!!
価格:¥200(税込)#長崎くんち #赤本 #令和7年 #プログラム #長崎伝統芸能振興会 #お早めに pic.twitter.com/iA7eWAOJfH
長崎くんちプログラム「赤本」が書店などに並び始めると、長崎くんちの開催が間近に迫っていることを感じる市民も多い事と思います。
いち早く欲しい方はX(旧Twitter)でメトロ書店・好文堂書店・長崎歴史文化博物館のアカウントをフォローしてチェックされておくと安心ですね。
長崎くんち「まとめ」記事一覧は以下より御覧いただけます。


