長崎市にある興福寺は山紫陽花の原型であるヤマアジサイの宝庫として知られており毎年5月下旬から6月上旬にかけて紫陽花季(あじさいき)が開催されます。
期間中は約120〜150種類ほどのヤマアジサイが植えられ色とりどりの紫陽花が境内を彩ります。
本記事では紫陽花の開花状況と見頃について、写真展、主菓子とお抹茶、入山がお得になる紫陽花パスポートなどについてご紹介いたします。
興福寺の紫陽花【2023年】開花状況と見頃は?

2023年5月26日(金)〜27日(土)現地にて撮影。
ツボミ状態の紫陽花もチラホラとありますがおおむね見頃を迎えているようです。

興福寺には色とりどりの紫陽花が咲きほこり撮影の方々をはじめ、海外の方も多く訪れているんですよ。
紫陽花季〜雨にけむる花たち〜

興福寺では紫陽花が咲く季節に紫陽花季(あじさいき)〜雨にけむる花たち〜が開催されております。
期間は5月15日(月)〜6月4日(日)
第3回向井万里子写真展〜花溢れる興福寺〜
興福寺の大雄宝殿(本堂)では諫早市のアマチュアカメラマンである向井万里子さんが撮影された紫陽花の写真が多数展示されています。
また紫陽花のポストカードも販売されていますよ。
大雄宝殿(本堂)内は撮影禁止となっています。
本堂内は着帽と日傘等についても禁止となっておりますので注意されてくださいね。
お抹茶と紫陽花の主菓子
興福寺では季節ならではの紫陽花の主菓子とお抹茶(1,000円)をいただく事ができます。
日によってはご案内できない事もあるようです。

2種類あってどっちも美味しそう…
紫陽花パスポートがオススメ!

興福寺の紫陽花を見るために何度も行かれる予定のかたは紫陽花パスポート(500円)を購入されるのがオススメとなります。
紫陽花パスポート(500円)はただのスタンプカードとなっており2023年5月15日(月)〜6月30日(金)まで何度でも入山可能となっておりお得ですよね。

大人の拝観料が300円なので2回行くと元は取れます。
東明山 興福寺

興福寺の幡(ばん)と五色の吹き流し
長崎が最も華やかだった唐船時代、海原を越えて長崎に入港した清朝の江蘇・浙江船のアチャサン達は、風頭山に立つ菩薩寺興福寺に掲げられた寺の幡と五色の吹き流しを望み、無事到着を媽祖に感謝したといわれます。
そして、船から媽祖様を下ろすと、この吹き流しを目印に行列を組んで興福寺に向かい媽祖様を安置したのです。
長崎の人びとは、唐寺に吹き流しが掲げられると、媽祖様の行列を心待ちにしたと伝えられます。
※幡ははたのこと。興福寺の名前のはた
東明山興福寺

媽祖行列の事ですね。
住所 | 長崎県長崎市寺町4番32号 |
拝観料 | 大人300円、中高生200円、小学生100円 |
興福寺の紫陽花を見るために何度も通われるのでしたら紫陽花パスポートが絶対にお得!
東明山興福寺のホームページは以下からご覧いただけます。