長崎県雲仙市に位置する仁田峠は、初夏を迎えると九州を代表するツツジの一種「ミヤマキリシマ」が咲き誇り一面が鮮やかなピンク色に染まります。
標高1,080mの仁田峠一帯は自生するミヤマキリシマの群生地として知られ、例年5月下旬から6月上旬にかけて見頃を迎えます。
雲仙岳のミヤマキリシマは標高の低い温泉街から開花がはじまり、一番標高の高い国見岳まで開花していきますので、雲仙市の観光情報などをチェックしてお出かけしてみてはいかがでしょうか。
本記事は状況に応じて写真の差し替えおよび文章の加筆修正が行われますので予めご了承ください。
ミヤマキリシマの開花状況および見頃

ツツジの絨毯!息をのむミヤマキリシマの絶景
国立公園雲仙では標高の低い「雲仙地獄」一帯から開花がはじまり、もっとも標高の高い「国見岳」まで開花が進んでまいります。
- 約680m雲仙地獄
- 約750m宝原
- 約750m池の原
- 約1,100m仁田峠(5月中旬~下旬)
- 1,333m妙見岳
- 1,347m国見岳
本記事では「仁田峠」のミヤマキリシマについて案内をしています。
仁田峠のミヤマキリシマは、例年5月中旬から6月上旬が見頃となっていますが、気象条件によって変動するため事前に雲仙市の観光情報などを確認しましょう。
野岳展望所から見たミヤマキリシマ

仁田峠循環道路のクネクネ道路をのぼり、駐車場に到着すると右手にロープウェイと鮮やかなミヤマキリシマが広がっています。
ミヤマキリシマを間近から見てみるのも良いのですが、ロープウェイとは反対側にある野岳展望所からの眺めが最高なので先に行かれるのをオススメいたします。
仁田峠、雲仙ロープウェイ、妙見岳、普賢岳、平成新山 すべてが見渡せるビューポイント!
野岳展望所は、仁田峠駐車場からロープウェイ乗り場とは反対側にあり、仁田峠、雲仙ロープウェイ、妙見岳、普賢岳、平成新山 すべてが見渡せるビューポイント!
仁田峠駐車場より徒歩2〜3分で到着できる、小高い丘の展望所ですので是非行かれてみてください。
仁田峠循環道路の渋滞対策

行楽シーズンの土・日・祝日は仁田峠循環道路〜仁田峠駐車場までが非常に混雑しますので、時間に余裕を持ってお出かけされる事をオススメしたします。
また仁田峠循環道路途中にある「第二展望所」も人気スポットではありますが、駐車場が狭いため特別な用がない限り素通りされた方が無難です。
仁田峠の駐車場は200台ほど駐車する事が可能ですが、行楽シーズンの時には最大120分待ちになった事があるようです。

駐車場の手前で40分待ち…

可能であれば平日がオススメ!
雲仙仁田峠の山頂付近は天候が変わりやすく、場合によっては深い霧に覆われ気温が低いことがあります。
念のため、羽織るものなどを持参し防寒対策をしっかりとしておく事をオススメいたします。
\雲仙の魅力|雲仙観光情報サイト/
雲仙仁田峠は、秋になると一面が紅葉に染まる九州屈指の紅葉名所として知られており、春のミヤマキリシマとは異なる燃えるような赤や黄色、オレンジ色の世界が広がります。

