グラバー園は明治時代の洋館が立ち並ぶ長崎市の人気観光スポットで、当時の貿易商たちの暮らしを垣間見ることできます。
長崎市民の方は小学生・中学生の頃に授業の一環などで行かれた事はあっても大人になってからは一度も行かれた事がない方も多いかも知れませんね。
入園料が必要なグラバー園が、なんと9月は無料で開放されます!
普段なかなか訪れる機会がなかった方も、この機会にぜひ足を運んでみませんか?
美しい庭園から望む長崎港の絶景を楽しみながら、歴史的な洋館を巡る贅沢な時間を入園料を気にせず満喫できるチャンスです。
本記事は状況に応じて写真の差し替えおよび文章の加筆修正が行われます。
グラバー園の無料月間

長崎の美しい港を一望できる絶好のロケーションにあるグラバー園。
グラバー園は長崎を代表する観光施設ですが、長崎市民がわざわざ入園料を払ってまで行くのでしょうか。
グラバー園の一般入園料(2025年時点)
上記のようになっており観光施設としては比較的お手頃な料金ではありますが、2026年より大幅な値上げが予定されています。
長崎市民の方は大きなイベントや特別な理由がない限り、入園料を払ってまでは行かないかも知れませんね。

行かないかな…
通常は入場料が必要となりますが、何と9月は長崎市民と市内の学校へ通学の方であれば無料で入場できることをご存知でしょうか?
9月中は長崎市に在住していることを証明できるもの(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証など)を提示すれば何回でも無料で入園できます。
美しい洋館群や四季折々の花々を、歴史と文化が息づくグラバー園で、特別な秋のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
住所が確認できる身分証明書をお忘れなく!
9月のグラバー園は無料月間

毎年9月は長崎市民(※)無料月間となっていますので対象となる長崎市民は毎日通っても大丈夫です。
グラバー園が9月を「長崎市民入園料無料月間」としている具体的な理由について公式な発表はされていませんが、いくつかの背景からその理由を推測することができます。
1.長崎市民への感謝と還元
グラバー園は長崎の歴史や文化を象徴する重要な観光施設です。
日頃からグラバー園を支えている市民に対し、感謝の気持ちを込めて入園料を無料にすることで地域貢献と市民サービスの向上を図っていると考えられます。
2.観光オフシーズンの来園促進
9月は夏休みが終わった後で秋の観光シーズンが本格的に始まる前の、比較的来園者が少なくなる時期です。
この期間に市民を対象とした無料キャンペーンを行うことで、来園者を増やし賑わいを創出する狙いがある可能性があります。
3.トーマス・ブレーク・グラバーが初めて長崎に上陸した月
1859年(安政6年)9月19日は、トーマス・ブレーク・グラバーが香港のジャーディン・マセソン商会の代理人として、初めて長崎に上陸した日です。
9月、わたしが長崎に来た月だ。
9月に開催されるイベント

9月にはグラバー園および周辺地域で「長崎居留地まつり」が開催され、居留地時代の文化を体験できる様々なイベントが行われます。
洋館でのコンサートや、伝統的な衣装の試着、居留地の歴史を学べるガイドツアーなど、楽しい企画が盛りだくさんです。
無料月間と合わせて、グラバー園が最も賑わう時期の一つとなります。
歴史と文化を五感で感じられるこの特別な月に、ぜひグラバー園を訪れてみてください。
長崎居留地まつり
9月はグラバー園をはじめ東山手・南山手・大浦旧外国人居留地一帯で長崎居留地まつりが開催されますのでイベントにあわせてお出かけされるのもオススメとなっております。
また9月グラバー園は夏季夜間開園中で21時30分まで開園されていますので夜の散策も楽しめますよ。
2025長崎居留地まつり
9月20日(土)〜9月23日(火)
9月はグラバー園をはじめ東山手・南山手・大浦旧外国人居留地一帯で長崎居留地まつりが開催!
主なイベントとしては長崎居留地プレミアムクーポンの販売・長崎推し巡り展・グラバー坂かけあがり大会・居留地大バザール・孔子祭・クラシックカーのモーターショーなど様々な催しが行われます。
詳しいイベント内容については長崎居留地まつりをご確認ください。
\グラバー園/

