朝4時起き、凍えるようなバックヤード、山積みにされた番重(ばんじゅう)や段ボールの山。
食品スーパーの早朝品出しと聞いて、まず浮かぶのは『キツイ』という言葉かもしれません。
実際、長年この仕事を続けてきた私から見ても、決して楽な仕事だとは言いません。
しかし、誰もいない静かな店内で商品が整然と並んでいく光景には、この仕事でしか味わえない「職人特有の快感」と「生活の質を変えるメリット」が隠されています。
長年の現場経験から、早朝品出しがなぜキツイと言われるのか、そしてなぜ私はこの仕事を愛してやまないのか?そのリアルな魅力を包み隠さずお伝えします。

早朝品出し(食品)ってキツいのかな?
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早朝の食品スーパーは究極の「自分時間」を取り戻せる場所

早朝の品出しはキツイというイメージが先行しがちですが、長年この現場に立ち続けて思うのは、これほど自分のリズムを守れる仕事は他にないということです。
体力的なハードさを上回る「精神的な余裕」と「午後の圧倒的な自由」は、現代のワークスタイルにおいて非常に贅沢な選択肢なのです。
食品スーパーで早朝品出しの仕事と言うとお客さんがいない店内で黙々と商品を出していくイメージをされている方も多いと思いますが、中にはキツいと感じている方もいるようです。
キツいと感じるかは以下の2つを克服出来るかどうかにかかっています。
体力と時間の勝負
食品スーパーで品出しの仕事は楽だと言う声もありますが本当なのでしょうか。
品出しの作業内容自体は難しくないのですが、早朝品出しは開店時間までに在庫および当日入荷分の商品を陳列し、清潔な状態でお客様を迎える必要があるため、常に動き回っておりボーっと突っ立ってたり座っていたりしている暇は全くなく営業時間中の品出しとは別物となっています。
とくに売出し日や繁忙期(お盆・クリスマス・年末年始)などは普段の1.5倍~2倍近く商品が入荷するため全力で作業しないと開店までに間に合わない事もありえます。
また台風接近や大雪予報などが出ている日の前日はカップ麺・パックごはん・飲料などの商品が普段の2倍ほど入荷して大変な事になります。
体力と時間の勝負と書いていますが、男性女性問わず幅広い世代の方が活躍している職場です。
早寝早起き
早朝品出しの仕事をされるのでしたら早寝早起きの生活が必須となるため夜に友達と遊びに行くといった事がやりづらくなります。
そういう点では覚悟を決めなくてはいけませんね。
世間が寝しずまっている時間帯に起きて出勤の準備をしないといけませんし、家族と生活している場合は家族の理解を得る事も大事になります。
わたしが心がけている事を紹介します。
目覚ましが鳴ったらすぐに起きて顔を洗う
あと5分だけ!10分だけ!を繰り返と寝坊する可能性がありますので、起きてすぐに洗面所へ向かうようにしています。
疲れていてもキツくても言葉には出さない
日常的に「疲れた」や「キツい」などの言葉を口癖のように使われている方は普段からダルそうですし行動にも良くあらわれています。
そう言ったネガティブな言葉は心身に影響がでやすくなると思っていますので使わないようにしています。
実践できるようになると朝のキツさなどはなくなりますので試してみてくださいね。
開店までに商品を出して清潔な状態でお客様をお迎えするのが早朝品出しの仕事です。
早朝品出しの方々がいるからこそ、開店して営業できるわけですから素晴らしい仕事ですよね。
対人ストレスに縛られない「没入感」が最大の魅力

なぜ私がこれほど長く続けているのか。
それは、誰にも邪魔されず目の前の作業だけに100%集中できるからです。
開店前の店内には、煩わしい電話も接客トラブルもありません。
という不安の声もよく耳にしますが、実はその「異常なほどの朝の早さ」こそが、誰にも邪魔されない極上の集中時間を作り出す条件なのです。
夜ふかしを避け規則正しい生活を送る強制力が働くことで、むしろ心身のリズムは整います。
また、番重や段ボールを扱う作業も、コツを掴めば「効率的な全身運動」に変わります。
複雑な人間関係に神経をすり減らすことなく、「いかに効率よく、美しく商品を並べるか」という職人志向のゴールに向かって、黙々と突き進める環境が早朝品出しにはあります。
キツさを凌駕する「4つの深すぎるメリット」

早朝品出しは「ただ商品を並べるだけ」と思われがちですが、知れば知るほど奥が深い世界です。
冬の凍えるような寒さや、次々と運ばれてくる番重や段ボールの山を前に「今日はキツイな」と感じる朝があるのは事実です。
しかし、ハードな側面を補って余りある、早朝品出しならではの「深い報酬」が実はたくさん隠されています。
長年現場に立ち続けてきた私だからこそ自信を持って言える、早朝品出しの醍醐味を4つのポイントでご紹介します。
整頓の美学が生む圧倒的な達成感
まるで現実世界でやる「テトリス」や「マインクラフト」です。
入荷したばかりのバラバラな番重や段ボールから、最短ルートで商品を取り出し、棚の奥までピシッと、ラベルを正面に向けて並べていく……。
最後の一つがパコッとはまった瞬間「私が並べた!」と誰もいない店内でドヤ顔したくなるほどの快感が押し寄せます。
美しく整った棚を眺めるのは、もはや芸術鑑賞に近いものがあります。
誰にも邪魔されない「シングルタスク」の贅沢
現代社会は通知や電話、急な頼まれ事で溢れていますが、開店前の早朝品出しは「精神の部屋」並みの静寂です。
聞こえるのは自分の作業音と同僚の作業音のみ。
上司の顔色を伺う必要も、お客様に呼び止められることもありません。
納豆を出す牛乳を出す!と決めたら、その世界にどっぷり浸れます。
社会の「当たり前」を支える影の主役としての誇り
朝一番のお客様が手に取る商品は、あなたが並べたもの
開店と同時に駆け込んでくるお客様が、迷わずお目当ての品を手に取る。
当たり前の光景は、実はあなたの「品出し」がなければ成立しません。
世間が眠っている間に、番重や段ボールと戦った者だけが味わえる「今日も街の食卓を守ってやった!」という密かなヒーロー感。
自分が品出しした商品が飛ぶように売れていく。
最高の瞬間です。
最高の朝活として給与をもらい午後は自由時間!
早朝品出しは、究極のワークライフバランスを実現する「最強の朝活」です。
早朝品出しの仕事が終わるのは、世の中の人がようやく仕事を始める時間帯。
買い物・ドライブ・昼寝・Wワーク・自分磨き等、何をしても許される完全な自由時間が待っています。
まだ1日が大分残っているのに、すでに今日のミッション(仕事)はコンプリート済み。
人生を2倍生きているような背徳感と解放感は、早朝の戦場を駆け抜けた者だけが手にできる特権です。
一度早朝品出しの仕事の味を占めてしまうと、普通の生活には戻れません!
キツイを越えた先にある、自分らしいライフスタイルの完成

早朝品出しは楽な仕事ではありません。
しかし、その「キツさ」を理解した上で選ぶ価値が、この仕事には確かにあります。
朝の静寂の中で棚を整え、街が動き出す頃に自由を手にする。
長年続けてきたからこそ断言できる「早朝品出しという生き方」は、あなたの毎日をきっと今より豊かにしてくれるはずです。
