秋の長崎を最高に熱くする「長崎くんち」10月7日からの本番を今から楽しみにしている方も多いですよね!でも、目の肥えた地元の長崎くんち通たちが「絶対に外せない!」と口を揃える、とっておきの行事があるのをご存知ですか?
それが、本番直前の10月4日に行われる「人数揃い(にいぞろい)」です。
人数揃いの日、緊張感と活気あふれる雰囲気を間近で感じる事ができるのは、長崎くんち通の楽しみの一つでもあります。
本記事は状況に応じて写真の差し替えおよび文章の加筆修正が行われます。
長崎くんちをディープに楽しむなら「人数揃い」を見逃す手はない!

長崎くんちの熱気を一番近くでド迫力で体感したいなら、10月4日の「人数揃い」から足を運んでみるのがイチオシです!
長崎くんちの本番は10月7日〜9日の3日間ですが、この人数揃いはその直前に行われる、いわば「公開総仕上げ」。本番とまったく同じ衣装を身にまとった演者たちが、自分たちの町内(踊町)でお披露目を行う特別な日なんです。
「本番の観覧券が取れなかった…」「もの凄い人混みで、遠くからしか見られないかも…」と心配している方にこそ「人数揃い」はぴったり。本番前のピリッとした良い緊張感が、すぐ目の前で繰り広げられる贅沢なチャンスですよ!
地元民が「本番より熱い!」と大興奮する2つのワケ

本番前のお披露目行事がここまで人々をトリコにするのでしょうか?そこには、くんち通たちを唸らせる2つの理由があります。
失敗は許されない!出演者たちの「本気」の気迫が凄すぎる

人数揃いは、単なる練習風景ではありません。
踊町役員や大先輩たちが、衣装や道具のチェックはもちろん「所作や位置取りが完璧に仕上がっているか」を温かくも真剣な目で見守るお披露目の場です。
ここでバシッと決めたいからこそ、演者たちの表情は本番以上の張り詰めた空気をまとっています。この「ゾクゾクするような熱量」を肌で感じられるのが、たまらない魅力なんです。
舞台はいつもの道!演者との距離が圧倒的に近い

本番の舞台となる諏訪神社などは有料席もあり、どうしても踊り場と観覧席の間に距離ができてしまいます。
でも、人数揃いが行われるのは各踊町の広場や、地元の人たちになじみ深いストリート。
視界を遮るものもほとんどないので、出演者の息遣いや流れる汗、大きな船が通り過ぎる瞬間の圧まで、すべてをダイレクトに感じる事ができます!
人数揃いの見どころ

当日はどうやって楽しめばいいの?と言う方のために、見逃せないポイントとおすすめの回り方をまとめました。
開催スケジュールと場所

絶対に外せない3つの胸熱ポイント

1.まち中に響き渡る「シャギリ」の音にワクワクが止まらない!
4日の午後になると、長崎の街のあちこちから、小気味よい太鼓や擦り鉦(すりがね)、そしてどこか哀愁を帯びた笛の音からなる「シャギリ」が聞こえてきます。
この伝統的な音色を追いかけるように歩くだけで、長崎全体がくんち一色に染まっていくお祭りモードを五感で体感できます。
2.豪華絢爛な「傘鉾(かさぼこ)」や曳物をじっくり拝める!
踊町のシンボルである、豪華絢爛な「傘鉾」。前日の庭見せや本番でもじっくり見る機会はありますが、人数揃いならではの魅力は、本番とまったく同じ衣装を着た担ぎ手たちと共に、出番を待つリアルな姿をすぐ目の前で見られることです。
精巧なビロードの刺繍や、きらびやかなガラス細工など、名工たちの息をのむような職人技を、本番直前の心地よい緊張感の中でじっくり鑑賞し、お気に入りの角度から写真に収めることができます。
3.地元住民による温かい「モッテコーイ」の歓声に感動!
アンコールを意味する「モッテコーイ!」の掛け声。人数揃いでの掛け声は、演者の家族や近所の人たちによる「がんばれ!」「待ってました!」という愛情がたっぷり詰まっています。地域が一つになる温かい雰囲気に、思わず胸が熱くなります。
各踊町が「何時に、どこで」人数揃いを行うかは、直前になると長崎伝統芸能振興会の公式サイトや地元のニュースなどでタイムスケジュールが発表されます。
10月4日は歩きやすい靴で長崎の街へ出かけよう!

伝統を繋ぐ人々の本気の気迫、まち全体の高揚感、そして地元の温かい絆。これらがぎゅっと凝縮された人数揃い(にいぞろい)を見れば、7日からの本番が何倍も深く、感動的なものに見えてくるはずです。
長崎くんちの熱気を一番近くで、一番ディープに味わえるのは間違いなく10月4日の「人数揃い」です。
当日はぜひカメラを片手に、活気あふれる長崎のまちへ飛び出してみてください。
本番前だからこそ出会える感動があなたを待っていますよ!
人数揃い一覧表
人数揃いの詳細がわかる「人数揃い一覧表」は長崎伝統芸能振興会より9月末に発表されます。
令和7年(2025年)

令和7年(2025年)庭見世一覧表は、長崎伝統芸能振興会より発表後に掲載予定となります。
令和7年(2025年)9月26日(金)長崎伝統芸能振興会より人数揃い一覧表が発表されました。
まず最初に、眼鏡橋周辺で披露される長崎検番の本踊は注目が集まりそうですね。
新大工町「詩舞・曳壇尻」は、上長崎地区ふれあいセンターでの観覧が見やすくて良いかも知れません。
中央公園で人数揃いを行う賑町について、観覧席から見る事が出来ると、多いに盛り上がりそうですがはたして…
令和6年(2024年)

令和6年(2024年)人数揃い一覧表は9月26日(木)に長崎伝統芸能振興会より発表されました。
令和6年(2024年)人数揃いは本番前のリハーサルとして、本番同様の衣装に袖を通し10月4日(金)の午後より各踊町で実施されます。
人数揃いはどなたでも自由に見物する事ができるため、あなたが好きな踊町や諏訪神社などの踊場以外で見る事が難しい踊町を見物できるのが大きなポイントだと思います。
今年は弓矢八幡祝い船を奉納する「八幡町」が一足早く12時開始のため多くの人が集まりそうです。
密接した時間帯で全踊町の人数揃い(にいぞろい)を見る事はとても大変です。
あなたが選んだ踊町を精一杯応援してあげてください!
令和5年(2023年)

丸山町「本踊」のみ10時開始となっていますので、お時間に都合がつく方は午後からの他の踊町も見る事が可能です。
