九州地方、特に私の住む長崎や熊本では、「かさぶた」のことを方言で「つ」と言うんです。
たった一文字「つ」
知らない人が聞いたら「何それ?単位?」とププッって笑われそうな言葉ですよね。
でも、私たちにとっては、これ以上ないほど日常に溶け込んだ言葉なのです。
本記事内の画像はAI(Gemini)によって生成されたものが含まれています。
かさぶた=「つ」は、愛すべき長崎の方言

かさぶたは「つ」です。
ひらがな1文字で「つ」
九州地方(主に長崎や熊本)ではそれなりに使われている方言だそうですが、この「かさぶた」の事を「つ」と言う文化。
たったの1文字ですが、なんだか可愛らしいですよね。
かさぶた = つ
18歳頃まで「かさぶた」って言葉を使った事がない…

何故ここまで「つ」が浸透しているのか。
それは、あまりにも日常的に使われすぎていて、方言だと疑う余地がないからです。
小さいころは転んでケガをして、「かさぶた」ができてきたら
おかあさんやおばあちゃんに 「つの出来とるたい!ツバでもつけとけばすぐ治る!」 と良く言われたものです(笑)。
でも「つ」ってかゆくなるんですよね。
ポリポリかいて「つ」がポロッとはがれて、新たな「つ」が出来る無限ループになるのは、長崎っ子あるあるです。
実を言うと、私自身「かさぶた」って言葉を18歳頃まで使った記憶がない(知らなかった?)んですよ…。
それくらい長崎では「つ」が標準なのです。
娘は何故か「つ」を知っていた!

方言だと気づかないまま大人になる――。この「つ」のDNAは、しっかりと次世代にも受け継がれていました。
娘には一度も教えた事がないのに、何故か「つ」を知っていたのです。

転んでをケガして血が固まるのをなんて言うでしょ?

かさぶたでしょ?

かさぶた以外に何と言うか知ってる?

つ

笑。どうして知っているの?

おばあちゃんが言ってたし、お友達も知ってるよ。
おばあちゃん=わたしの母親なので成る程という感じですね。
お友達も同じような環境なのでしょう。
学校や友達の前で「つ」と言うのは恥ずかしいので「かさぶた」で良いそうですが、家庭内ではしっかりと「つ」が生き続けています。
愛しき方言「つ」を使ってみませんか?

大人になって、県外の人に「つ」が通じないと知った時の衝撃。それは私がこれほどまでに長崎という土地に根付いた言葉を使っていたという証でもあります。
私が小学生の頃は普通に使っていた「つ」ですが、由来なんて考えた事もありませんでした。 調べてみたところ、面白い由来がありましたので紹介いたします。
血(ち)の後に出来るから「つ」
た → ち → つ → て → と!?
長崎在住ですが由来については初めて知りました。本当なのかはさておき、妙に納得させられる感じがしますよね。
みなさんもケガをして「つ」ができたら、由来を思い出し周りの人に自慢げに(あるいは恥ずかしそうに)使ってみてくださいね。

つの出来とるばい!
