長崎ランタンフェスティバルにおいて媽祖行列(まそぎょうれつ)は皇帝パレードと肩を並べるメインイベントのひとつ。
媽祖様の祭官「直庫(てっこ)」による直庫踊りや、媽祖様の守護神「順風耳(じゅんぷうじ)」と「千里眼(せんりがん)」による演舞は必見です。
長崎ランタンフェスティバルのメインイベントのひとつ「媽祖行列」を紹介します。
媽祖行列

江戸時代、長崎に入港した唐船の乗組員たちが実際 に行っていた行列。
長崎市公式観光サイト
航海安全の神とされる媽祖を唐寺 の媽祖堂に安置するまでの行列を再現します。
媽祖行列(まそぎょうれつ)は長崎ランタンフェスティバル期間中の日曜日に開催されます。
1週目が菩薩揚げ(ぼさあげ)
2週目が菩薩乗せ(ぼさのせ)
それぞれ開催時間とコースが違いますのでご注意くださいね。
媽祖行列(まそぎょうれつ)は長崎ネットワーク市民の会(Xアカウント:@nagasaki_NWS)が企画運営を行っています。
媽祖行列のコース

媽祖行列は長崎ランタンフェスティバル期間に2回行われます。
何故2回なのかと言うと…
唐船から媽祖像を降ろして唐寺に安置(※)するのを「菩薩揚げ(ぼさあげ)」
出港する唐船に媽祖像を持ち帰るのを「菩薩乗せ(ぼさのせ)」
上記のように行きと帰りの様子を長崎市中心部で再現するために2回行われる事になっています。
唐寺に安置(※)
以前は東明山興福寺が指定されていましたが、諸事情により中央公園会場へと変更になっています。
菩薩揚げ(ぼさあげ)
- 出発式孔子廟
- 唐人屋敷
- 湊公園
- ハマクロス411
- 眼鏡橋
- 到着式中央公園
出発式が行われる「孔子廟」のみ入館料が必要となります。
菩薩乗せ(ぼさのせ)
- 出発式中央公園
- 眼鏡橋
- ハマクロス411
- 湊公園
- 唐人屋敷
- 到着式孔子廟
到着式が行われる「孔子廟」のみ入館料が必要となります。
媽祖行列の演舞

媽祖行列の道中では直庫(てっこ)と順風耳(じゅんぷうじ)・千里眼(せんりがん)による演舞が行われます。
道中で演舞が行われる場所は出発式・到着式を除くと「眼鏡橋」「ハマクロス411」「唐人屋敷」「湊公園」の4ヶ所となります。
中島川公園会場にある眼鏡橋

日本最古のアーチ型石橋「眼鏡橋」上で行われる演舞は必見!
演舞は「カステラの匠寛堂」側を向いて行われるので間違えないようにしてくださいね。
媽祖行列・後日(菩薩乗せ)
— 長崎ネットワーク市民の会 (@nagasaki_NWS) February 20, 2024
媽祖様と約110名の華やかな衣装の行列が町中を巡り、多くの方に見送られながら中国に帰って行きました👋
きっとまた来年も多くの祝福と共に、長崎の皆さんを楽しませるために来てくれると思います✨
たくさんのご声援ありがとうございました😄#媽祖行列 #長崎おでかけ pic.twitter.com/xKaj8TrndT
唐人屋敷会場

唐人屋敷会場前は演舞を最も間近で見る事が出来る超穴場スポットです。
場所的にあまり映えませんが、じっくり見たい方にはオススメ出来ます。
新地中華街会場(湊公園)

新地中華街会場(湊公園)はメイン会場であるため多くの人で混雑しています。
直庫振りと順風耳・千里眼の演舞は出発式・到着式でもある孔子廟会場・中央公園会場でも見る事は出来ますが観客の密集具合から早めの場所取りが必須となります。
また道中のハマクロス411前は観客やテレビ局に加えてただの通行人も大勢いらっしゃるため場所確保が難しいです。
媽祖行列の参加申し込み

長崎ランタンフェスティバルのメインイベントのひとつでもある媽祖行列は「長崎ネットワーク市民の会」を中心に市民ボランティアにより運営されています。
長崎ランタンフェスティバル開催のおよそ二ヶ月前あたりから「媽祖行列の参列者」と「裏方として支えるスタッフ」の募集が行われます。
媽祖行列は市民ボランティアによって運営しています。
長崎ネットワーク市民の会
長崎を盛り上げるために何か活動したいと思っている方、是非、力を貸して下さい!!
長崎のために「何かやりたい」と思う方が集い、長崎ランタンフェスティバルを盛り上げる!
長崎という街が大好きな「お友達」もたくさん出来るかも知れません。
長崎ネットワーク市民の会のSNSは以下の通り
媽祖行列や市民ボランティアに興味があられる方は是非フォローしておきましょう。