長崎市松原町の国道34号線沿いにある迎仙閣(ぎょうせんかく)は、高低差を利用した回遊式庭園となっていて、長崎市内でも屈指の紅葉の名所となっています。
通常は迎賓館として利用されており立ち入る事が出来ない迎仙閣ですが、地域貢献として1年のうち2日間のみ一般開放が行われます。
本記事は状況に応じて写真の差し替えおよび文章の加筆修正が行われます。
紅葉の名所「迎仙閣」とは

迎仙閣(ぎょうせんかく)は、長崎市東部、諫早市との市境に近い松原町にある、歴史と伝統を持つ邸宅です。
迎仙閣は、昭和二十一日年に故・井上米一郎氏が静寂の住み家として建築したものです。
迎仙閣
歌人吉井勇氏が昭和二十九年、はるか迎仙嶽(ぎょうせんだけ)を望み、こころやすらむ本邸を訪れ、迎仙閣(ぎょうせんかく)と名付けました。
歌人の詠んだ歌碑が建てられています。
うつし世に やはらぎあれと 今日もまた 迎仙嶽を 見つゝ祈りぬ
昭和三十年には、歌人高浜虚子氏も本邸を訪れ、同人の読まれた歌碑も残っています。
なお、この古賀地区は、九州で最も古い植木の産地といわれ、約四百年の歴史を持つといわれています。
元々は昭和初期に長崎の実業家・井上米一郎氏の自邸として建てられたもので、現在は地元企業「トヨクニグループ」の迎賓館・福利厚生施設として大切に利用されています。
迎仙閣の魅力は、敷地約1,000坪にもおよぶ広大な回遊式日本庭園で、特に秋の紅葉は格別で、長崎の紅葉の秘境とも称されています。
庭園の隅々まで手入れされた職人の技と、自然の雄大さが調和した景観にきっと感動するはずです。
迎仙閣の一般開放日

迎仙閣は基本的に非公開施設ですが、地域の皆様への感謝を込めて紅葉の見頃を迎える頃、1年のうち2日間だけ無料で一般公開されます。
迎仙閣の一般開放日は一体いつなのでしょうか。
\毎年11月の第4週の土・日が一般開放日/
迎仙閣の一般開放日は、毎年11月第4週の土曜日と日曜日となっていますが、確定ではありませんので注意が必要です。
温暖化や猛暑の影響等により、今後変更になる事もあるかも知れません。
参考までに各年の一般公開日
令和5年(2023年)は、紅葉の色付きが良く近年稀にみる大当りの年となりました。

確定ではありませんので注意!
迎仙閣における注意事項

迎仙閣の庭園内には苔や芝生が多く、注意事項がありますので、前もって確認されておくと安心です。
トヨクニグループの御厚意で、一般開放していただいてるのでマナーを守って楽しみたいですね。
迎仙閣の見どころ

長崎市内屈指の紅葉の名所である迎仙閣は見所が満載!
赤い野天傘(のだてがさ)、真っ赤に染まった紅葉、緋毛氈(ひもうせん)のベンチ、貴重な歌碑、優雅に泳ぐ錦鯉、苔とモミジ、四方竹、迎仙閣本邸など多岐にわたります。

色とりどりの紅葉

燃えるような秋色に染まる迎仙閣の紅葉

迎仙閣の庭園を下ると立派な錦鯉が優雅に泳いでいますので、散ったモミジと錦鯉の写真を撮ってみてください。

迎仙閣の庭園を下っていくと見えてくる竹やぶでは、四方竹(シホウチク)と呼ばれる珍しい四角の竹を見る事が出来ます。

庭園内の苔はしっかりと管理されているようです。

建物の内部はトヨクニグループの迎賓館として使用されているため、立ち入り禁止ですが歴史を感じさせる重厚な佇まいは外観だけでも一見の価値があります。
インスタグラムに写真を公開していますので宜しければ御覧ください。
臨時駐車場とアクセス(行き方)

迎仙閣の一般公開日は大変な混雑が予想されるため、公共交通機関または臨時駐車場を利用するのがオススメです。
迎仙閣(ぎょうせんかく)の一般公開
長崎県長崎市松原町2520番地
例年11月第4週の土・日
10時〜16時30分(その年により変更あり)
例年、迎仙閣から約600mほど離れた場所にある「長崎市植木センター(植木の里)」が臨時駐車場として無料で開放されます。
係員の誘導に従って駐車し、そこから歩いて向かうのが一般的です。
公共交通機関の場合は、JR長崎本線の肥前古賀駅で下車し、徒歩8分ほどで迎仙閣へ行く事も可能です。
一般開放されている2日間は国道34号線(迎仙閣の周辺)は、混雑するため開園時間を狙って行かれるのをオススメします。
