イタリアの洋上宮殿「COSTA SERENA(コスタ・セレーナ)」が長崎港へ。
世界中を航海するコスタクルーズの客船の中でも、ひときわ華やかな存在感を放つ「コスタ・セレーナ」。松が枝岸壁に接岸するその姿は、長崎の港風景に鮮やかな色彩と国際都市としての活気をもたらします。
本記事は状況に応じて写真の差し替えおよび文章の加筆修正が行われます。
コスタ・セレーナの紹介と船舶データ

COSTA SERENA(コスタ・セレーナ)の最大の特徴は、イタリアらしい陽気さと神話をモチーフにした外観の優雅さ。
黄色い煙突(ファンネル)に描かれた青い「C」のロゴは、コスタクルーズの伝統の証。
290メートルに及ぶ巨大な船体は、長崎港のランドマークである女神大橋をくぐり抜ける際、見る者に圧倒的なスケール感を与えます。

イタリア・ジェノバを船籍港とする「コスタ・セレーナ」は、その優雅な外観に見合う圧倒的なスケールを誇ります。
全長290メートル、総トン数11.4万トンという巨大なスペックが、長崎港の風景にどのようなインパクトを与えているのか。その詳細なデータを以下にまとめました。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 船名 | COSTA SERENA(コスタ・セレーナ) |
| IMO番号 | 9343132 |
| 船籍 | イタリア |
| 船籍港 | ジェノバ |
| 総トン数 | 114,261トン |
| 全長 | 289.59m |
| 全幅 | 35.5m |
| 乗客定員 | 約3,000名〜3,780名(最大) |
| 乗組員数 | 約1,100名 |
船舶データの数値は多少の誤差がありますので予め御了承ください。
船舶データに記した「IMO番号」は、いわばこの船が生涯変わることのない「世界共通のマイナンバー」です。
例えば、船舶追跡サイト「Marine Traffic(マリン・トラフィック)」などで、IMO番号を入力すると、世界のどこを航海しているのかをリアルタイムで知ることができます。
長崎を離れた船舶が、今ごろどこの海にいるのか……そんな「旅の続き」を想像させてくれる魔法の数字でもあります。
わたしが見たコスタ・セレーナ

世界への玄関口、長崎港へようこそ!
長崎は「鶴の港」と呼ばれるほど深く入り組んだ地形のため、見る場所によって客船は全く異なる表情を見せてくれます。
松が枝埠頭に鎮座する姿はもちろん、稲佐山や鍋冠山といった高台から見下ろす巨船は、まるでミニチュア模型のような、それでいて力強い不思議な光景を作り出します。
2026年1月26日(月)

グラバースカイロード3号橋からは、松が枝岸壁を埋め尽くす「コスタ・セレーナ」の圧倒的なスケールを手に取るように感じることができます。
まち並みの向こうにそびえる稲佐山と、抜けるような青空。その真ん中に鎮座する黄色い煙突のコスタ・セレーナは、まるで長崎の街の一部になったかのような一体感があります。
地上(岸壁)で見上げるのとはまた違う、長崎の立体的な地形が生み出す「客船のある風景」の美しさを改めて実感した瞬間でした。

グラバースカイロードからさらに足を延ばし、鍋冠山展望台へ。ここからは、長崎港のすり鉢状の地形が作り出す、世界に誇るパノラマが広がります。
展望台から見下ろすと、約290メートルの「コスタ・セレーナ」でさえも、静かな入り江に浮かぶ精密な模型のように見えてくるから不思議です。背後の稲佐山から浦上方面へと続く街並み、そして手前に誇らしげに佇む黄色い煙突。
先ほどまで間近に感じていた巨体が、今は長崎の壮大な景色の一部として完璧に調和している。この「圧倒的なスケール感」と「街との一体感」を同時に味わえるのは、坂の街・長崎ならではの贅沢な視点です。
一期一会の出会いを、長崎港の記録として残す

長崎港を彩る客船の中でも、コスタ・セレーナは特別な華やかさを持つ一隻です。
何度入港を重ねても、その巨大な船体が松が枝に収まる光景は、長崎が「船の街」であることを再認識させてくれます。この記録が、長崎港の風景の一部として積み重なっていくことを願っています。
長崎港に寄港予定のクルーズ客船情報は長崎港ホームページで確認出来ます。
\長崎港/
