クルーズ客船「STAR NAVIGATOR(スター・ナビゲーター)」は、かつて「スーパースター・ヴァーゴ」や「エクスプローラー・ドリーム」としてアジアのクルーズ市場を牽引してきた、輝かしい歴史を持つ客船です。
本記事では、スター・ナビゲーターのワクワクするような魅力や気になる船舶データ、そして長崎港での素敵な思い出の記録を紹介していきます!
本記事は状況に応じて写真の差し替えおよび文章の加筆修正が行われます。
海のファンタジーをまとう「スター・ナビゲーター」の魅力

TAR NAVIGATOR(スター・ナビゲーター)は、1999年にドイツのマイヤー・ヴェルフト社で建造された「レオ級」と呼ばれるクルーズ客船です。
デビュー当時はスタークルーズが運航し、アジアのクルーズ界をぐいぐい引っ張ってきたレジェンド的な存在。総トン数75,338トンを誇る堂々たる大型船で、船内には最大2,800名以上のゲストを収容できる豪華な設備がずらりと備わっています。
スター・ナビゲーターの一番のときめきポイントは、船体に描かれた美しいアート! 「海とファンタジーの融合」をテーマにしていて、なんと左舷(左側)と右舷(右側)でデザインが異なっているんです。
右舷側に見られるロマンチックな人魚をはじめ、波、エイ、そして幻想的なユニコーンなど、さまざまなモチーフが描かれています。
港で見かけたら、宝探しのようにじっくりと探してみるのも面白いかもしれませんね。
スター・ナビゲーターの歩みと船舶データ

スター・ナビゲーター(IMO番号:9141077)は、運航会社や運用地域が変わるたびに船名が変更されてきました。
客船ファンの方なら、「あのお馴染みの船が、今の名前になったんだな」と歴史を感じて胸が熱くなりますよね。
STAR NAVIGATORの船舶データ
全長268メートル、総トン数約7万トンという巨大なスペックが、長崎港の風景にどのようなインパクトを与えているのか。その詳細なデータを以下にまとめました。
船舶データの数値は多少の誤差がありますので予め御了承ください。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 船名 | STAR NAVIGATOR(スター・ナビゲーター) |
| IMO番号 | 9141077 |
| MMSI番号 | 311000165 |
| コールサイン | C6AV6 |
| 船籍 | バハマ |
| 船籍港 | ナッソー |
| 総トン数 | 75,338トン |
| 全長 | 268.6m |
| 全幅 | 32.2m |
| 乗客定員 | 約1,870名(最大約2,800名) |
| 乗組員数 | 約1,000名 |
ちょっとした船の豆知識3選
船舶データにある少し見慣れない数字ですが、実はこれ、船を追跡したり見分けたりするための「3つの大切な証明書」なんです。専門知識がなくても、私たちの身近なものに例えるとすんなり分かります!
1.IMO番号
船の「マイナンバー」のようなものです。船が作られたときに与えられ、名前や持ち主が変わっても一生変わらない世界共通の識別番号です。
2.MMSI番号
船の「携帯電話の番号」のようなものです。船が自分の位置を周りに伝える電波(AIS)の番号で、船舶追跡サイト「Marine Traffic(マリン・トラフィック)」などで検索する際に最もよく使われます。IMO番号が登録されていないプライベートヨット等をリアルタイムで追跡したいときは、この番号を入力するのが一番確実です。
3.コールサイン
無線で呼び合うときの「コードネーム」です。船が港に入る時などに音声で連絡を取り合うためのものなので、一般の私たちは基本的に使う事はありません。港湾局が発表する「入港予定表」では、船名の代わりにこのコードネームだけで書かれていることもあるため、いち早く特定する際の目印になります。
わたしが見たスター・ナビゲーター

長崎港を訪れた「STAR NAVIGATOR(スター・ナビゲーター)」の姿を振り返ります。
普段見なれている長崎港ですが、大きなクルーズ船が入港してくると、まち全体の雰囲気が一気にパッと華やかになります。
観光に向かう人たちの賑やかな声を聞いたり「どこから来たのかな?」なんて思いを巡らせたりする時間は、港町長崎に住んでいてもやっぱりワクワクするものです。
2026年7月29日(水)

朝6時30分の長崎港
雲が多かったものの、朝の柔らかな光を受け大型客船「STAR NAVIGATOR(スター・ナビゲーター)」がその姿を現しました。
水先案内を終えたパイロット船「ゆかり」とのすれ違いから、着岸に向けた動きを追ってみました。
2026年3月4日(水)

スター・クルーズの「スター・ナビゲーター」です。 この船、以前は「リゾート・ワールド・ワン」という名前で親しまれていましたが、今は装いも新たにラグジュアリーな姿で世界を巡っています。
船体に描かれた波と人魚のアートが、長崎の海に映えて本当に華やか! 朝の光を受けて、白亜の船体が優雅に港へ入ってくる様子は、何度見てもいいものですね。
左舷側は激しい波と海洋生物が描かれていて勢いが感じられます。

そして、個人的に「おっ!」と思ったのがファンネル(煙突)です。 以前の「リゾート・ワールド・ワン」時代のロゴから、現在は青地に白い星が輝くウィンドスターのデザインに変わっていました。
船名が変わっても、この特徴的なツイン・ファンネルの形は健在。 細かなデザインの変化を見つけるのも、客船ウォッチングの楽しみの一つですよね。
今日はいいものが見られた、満足な朝でした。
2025年10月29日(水)

朝の光に映える、鮮やかな船体アート
間近で見る船首のアートはとにかく大迫力です!
岸壁ではスタッフの方々がテキパキと受け入れ準備を進めていました。
ファンネル(煙突)のロゴは、「R」と「W」の文字を重ねたようなデザインですが、前運航会社でもあるResorts World Cruisesのブランドマークをそのまま使用しているようですね。

女神大橋へ向かう姿を、太鼓でお見送り
あっという間に夕方の出港時間。
夕日に照らされながら、女神大橋の向こうへとゆっくり進んでいく後ろ姿はとても綺麗で、少し名残惜しい気持ちになります。
一期一会の出会いを、長崎港の記録として残す

長崎港を彩る数々の客船の中でも、スター・ナビゲーターは特別な華やかさを持つ一隻です。
何度入港を重ねても、その巨大な船体が松が枝の景色にすっぽりと収まる光景は圧倒的で、長崎が「船のまち」であることをあらためて実感させてくれます。
この一期一会の出会いのきろくが、長崎港の美しい風景の一部として、これからも温かく積み重なっていきますように。
長崎港に寄港予定のクルーズ客船情報は長崎港ホームページで確認出来ます。
\長崎港/
