真冬の真夜中に車のタイヤがバーストして走行不能になりました。
自分が車のトラブルに対して物凄く無知かつバーストがどのような状態を引き起こすのか全く理解していない状態で招いた出来事を記事にした体験談となっております。
真冬の真夜中に車がハンドルが効かず走行不能
時期 | 1月 |
曜日 | 日曜日 |
時間 | 4時 |
普段どおりにエンジンをかけてみたら、いつもと音が違ったんです。
ゴォーッ!って音だったのですが、寒いからかな?と適当な考えで運転しました。
運転を初めて2〜3分は音が気になるものの普通に進めました。
直線のゆるい上り坂でガタガタ音がひどくなり車体も傾きハンドルもほぼ動かず勝手に左に曲がり始めてコレは本気でヤバイと思いました。
ココまで自宅の駐車場から5分ほどの出来事です。
勝手に左に曲がるのを利用して最徐行レベルで路肩へ何とか停めてエンジンを切る事が出来たんです。
この時点で心拍数が凄いし汗もやばすぎ・・・(1月の4時で凍えるほど寒い日です)
取り敢えず車から降りて、スマホの懐中電灯で左側を照らして愕然としました。
なんと!
左前輪がありえないほど破裂を起こしていました。
確信はなかったけどコレがバーストなの!?と初めて思ったわけです。
写真があったはずですが見つからないので文章で說明します。
タイヤ全てが刃で50箇所くらいズタズタに切り裂かれたような感じです。
中のワイヤーもボロボロ状態です。
車の点検は半年ごとに必ず実施していて、タイヤは4つとも半年前に新品に交換したばかりです。
おそらくですが前回運転した時点で何らかの損傷があったのかも知れません。
1月の4時で日曜日
真っ暗!超寒い!人いない!車走っていない!
冷静な判断が出来ず混乱しています。
今の状況では仕事に行けないので職場に電話して事情を說明。
状況次第で遅刻または欠勤しますと伝えました。
自宅に電話
当然寝ているし電話したところで何も解決しないので却下。
ディーラーに電話
営業時間外で出るわけないので却下。
無理してでも進む
後述していますが絶対に無理と判断しました。
JAFに電話
幸いにもJAF会員でしたのでJAFに連絡しました。
JAFに電話
そんな訳でJAFしか頼れませんので電話してみました。
JAFオペレーターの方に寒さで震えながら「車の左前輪が破裂して動けません」と伝えたような気がします。
場所の確認
場所はどちらでしょうか?と聞かれたのですが山道なので場所がさっぱりわかりません。
少し離れた場所にバス停があったので停留所の名前を伝えたら何とか把握していただけました。
スペアタイヤの搭載可否
ココでも無知さMAX!
搭載されているかすら知らないので、どう確認したら良いか聞いたところ・・・
運転席のドアを開けるとシールが貼ってあると思うのでそちらを確認してくださいと。
ありました!
この車両はスペアタイヤが搭載されていません。
と書いてありました。
到着時間
現地到着まで約40分ほどかかります。
心の中で「え?」と思いましたけど、ありがとうございます!お待ちします!と伝えてオペレーターの方との通話は終了しました。
JAFが到着
エンジンをかけていない車内で待つこと約40分。
背後からライトの明かりが!(ココまで他の車は一台も通らず)
JAFのロードサービスカーが来てくれました!
凍える寒さでガタガタ震えている不安げな自分に対してJAFのお兄さんはとっても優しかったです。
- 何ともない左後輪を外す
- スペアタイヤ(JAFからの借り物)を左後輪に装着する
- 破裂した左前輪を外す
- 最初に外した左後輪を左前輪に装着する
- エンジンをかけて動作確認
借り物のスペアタイヤが一回り小さくてバランスが悪いけど問題なく走れますとお墨付きを頂きお別れしました。
自分の姿が見えなくなるまで後ろから見守ってくださったJAFのお兄さん!本当にありがとうございました。
1時間30分遅れで仕事には行く事が出来ました。
新品タイヤに交換&スペアタイヤを返却
仕事を終えたあとは新品タイヤに交換して左前輪・左後輪を入れ替えてもらいました。
担当の方に伺ったのですがバス停そばで停車できたのが不幸中の幸いだったと。
冷静に考えるとそうなんです。
バス停の先は長いトンネルで抜けると、連続カーブが続く下り坂なんですよね。
無理して進んでいたらと考えると本当に恐ろしいです。
交換した後は借り物のスペアタイヤを車に乗せてJAFへ。
事情を說明してお礼をして無事に帰宅出来ました。
タイヤがバーストした原因
何かを踏んだ!
思い当たる事は2日前の金曜日です。
仕事帰りに左側の前輪のあたりでガリッって音がしたんですね。
その時は何か踏んだかな?って思っただけで特に気にもしませんでした。
土曜日は休みで運転はしていないので、金曜日〜日曜日の間で損傷が広がったのかも知れませんね。
自分の無知さがまねいた車のトラブル。
自身の無事よりも他の車や人に何もなくて本当に良かったと思います。
今後は少しでも異変を感じたら何よりも先に確認するようにします。

最後までお読みいただきありがとうございました。
5年前の出来事です。