長崎市松原町の国道34号線沿いにある迎仙閣(ぎょうせんかく)は、高低差を利用した回遊式庭園となっていて長崎市内でも屈指の紅葉の名所となっています。
通常は迎賓館として利用されており立ち入る事が出来ない迎仙閣ですが、地域貢献として1年のうち2日間のみ一般開放が行われます。
迎仙閣の一般開放日

迎仙閣の一般開放日は一体いつなのでしょうか。
迎仙閣(ぎょうせんかく)は1年のうち2日間だけ一般開放される隠れた紅葉の名所となっています。
現在はトヨクニグループと言う企業の迎賓館として利用されており普段は入る事ができませんが、紅葉シーズンに御厚意で2日間だけ一般開放が行われます。
毎年11月の第4週の土・日が一般開放日
迎仙閣の一般開放日は毎年11月の第4週の土・日となっていますが確定ではありません。
温暖化や猛暑の影響等により今後ズレ込む事もあるかも知れません。
参考までに
令和5年(2023年)は11月25日(土)・26日(日)が一般開放日として公開されましたが、紅葉の色付きが良く近年稀にみる大当りの年となりました。
令和4年(2022年)は11月26日(土)・27日(日)が一般開放日でした。

確定ではありませんので注意!
迎仙閣における注意事項

迎仙閣の庭園内には芝生や苔が多く注意事項がありますので前もって確認されておくと安心です。
トヨクニグループの御厚意で一般開放していただいてるのでマナーを守って楽しみたいですね。
迎仙閣の見どころ

長崎市内屈指の紅葉の名所である迎仙閣は見所が満載!
赤い野天傘(のだてがさ)、真っ赤に染まった紅葉、緋毛氈(ひもうせん)のベンチ、貴重な歌碑、優雅に泳ぐ錦鯉、苔とモミジ、四方竹、迎仙閣本邸など多岐にわたります。

色とりどりの紅葉

上を見上げるととにかく紅葉がスゴイ!

迎仙閣の庭園を下ると立派な錦鯉が優雅に泳いでいますので、散ったモミジと錦鯉の写真を撮ってみてください。

迎仙閣の庭園を下っていくと見えてくる竹やぶでは、四方竹(シホウチク)と呼ばれる珍しい四角の竹を見る事が出来ます。

庭園内の苔はしっかりと管理されているようです。

迎仙閣本邸に立ち入る事は出来ませんが外から一部を見る事は可能です。
インスタグラムに写真を公開していますので宜しければ御覧ください。
迎仙閣と臨時駐車場

迎仙閣と一般開放の際に利用出来る臨時駐車場について紹介します。
迎仙閣は、昭和二十一日年に故・井上米一郎氏が静寂の住み家として建築したものです。
迎仙閣
歌人吉井勇氏が昭和二十九年、はるか迎仙嶽(ぎょうせんだけ)を望み、こころやすらむ本邸を訪れ、迎仙閣(ぎょうせんかく)と名付けました。
歌人の詠んだ歌碑が建てられています。
うつし世に やはらぎあれと 今日もまた 迎仙嶽を 見つゝ祈りぬ
昭和三十年には、歌人高浜虚子氏も本邸を訪れ、同人の読まれた歌碑も残っています。
なお、この古賀地区は、九州で最も古い植木の産地といわれ、約四百年の歴史を持つといわれています。
迎仙閣(ぎょうせんかく)
長崎県長崎市松原町2520番地
11月第4週の土・日(予定)
10時〜16時30分
入場無料
迎仙閣が一般開放されている2日間は長崎市植木センター(植木の里)が臨時駐車場として開放されています。
長崎市植木センター(植木の里)の臨時駐車場からは徒歩5分ほどで迎仙閣に到着します。
一般開放されている2日間は国道34号線(迎仙閣の周辺)は渋滞しますので開園時間を狙って行かれるのをオススメします。
庭もモミジも苔も錦鯉も竹林すべてが素晴らしい迎仙閣(ぎょうせんかく)は1年のうちで2日間のみの無料一般公開となります。