セレブリティ・クルーズが所有する「CELEBRITY MILLENNIUM(セレブリティ・ミレニアム)」が長崎市の松が枝国際ターミナルに寄港しました。
一際鮮やかなネイビーブルーの船体と、船の象徴であるファンネルの「X」ロゴが集まった人々を魅了しています。
本記事は状況に応じて写真の差し替えおよび文章の加筆修正が行われます。
セレブリティ・ミレニアムの紹介

セレブリティ・ミレニアムは、セレブリティ・クルーズが運行するミレニアム・クラスのネームシップ(第1番船)です。この船の最大の特徴は、豪華客船の敷居を程よく保ちつつ、現代的でスタイリッシュなデザインを取り入れた「モダン・ラグジュアリー」というスタイルにあります。
ミレニアムクラスは以下の4隻が含まれています。
青と白を基調とした船体デザインとファンネルの「X」がとても格好良いのですが、実はギリシャ語の「Χ(カイ)」を表しています。
船体の至る所で見られる「Χ(カイ)」は、セレブリティ・クルーズの創設者であるチャンドリス家の頭文字に由来しルーツを示すものでしたが、現在では「Relaxed Luxury(くつろぎの贅沢)」というセレブリティ・クルーズのコンセプトを象徴する洗練された上質さとモダンな空間の印として位置づけられています。
セレブリティ・クルーズの創設者であるチャンドリス家の頭文字は…
ギリシャ語で「ΧΑΝΔΡΗ(チャンドリス)」と表記されます。
セレブリティ・ミレニアムの船舶データ

約9万トンの「ちょうど良い」サイズが生む、上質なホスピタリティ。
なぜこの船がこれほどまでに支持されるのか。その理由は、巨大すぎない絶妙なサイズ感にあります。10万トンを超えるメガシップが増える中、セレブリティ・ミレニアムは乗客一人あたりの占有面積が広く、きめ細やかなサービスを提供できる設計になっています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 船名 | Celebrity MILLENNIUM(セレブリティ・ミレニアム) |
| IMO番号 | 9189419 |
| 船籍 | マルタ |
| 船籍港 | バレッタ |
| 総トン数 | 91,011トン |
| 全長 | 294メートル |
| 全幅 | 32メートル |
| 乗客定員 | 2,158名 |
| 乗組員数 | 920名 |
船舶データの数値は多少の誤差がありますので予め御了承ください。
船舶データに記した「IMO番号」は、いわばこの船が生涯変わることのない「世界共通のマイナンバー」です。
例えば、船舶追跡サイト「Marine Traffic(マリン・トラフィック)」などで、IMO番号を入力すると、世界のどこを航海しているのかをリアルタイムで知ることができます。
長崎を離れた船舶が、今ごろどこの海にいるのか……そんな「旅の続き」を想像させてくれる魔法の数字でもあります。
わたしが見たセレブリティ・ミレニアム

世界への玄関口、長崎港へようこそ!
実際に松が枝岸壁に接岸した姿を見ると、まず目を引くのがそのカラーリングです。多くの客船が真っ白な船体を持つ中で、セレブリティ・ミレニアムの深いネイビーブルーの船体は、長崎の深い海の色と見事に調和します。
セレブリティ・ミレニアムのような大型クルーズ船が長崎港に入港すると、長崎市内の様々な場所からその雄大な姿を眺めることができ、それぞれの場所で異なる魅力的な景観を楽しむことができます。
2026年3月13日(金)

ちょうど接岸する直前のタイミングで、巨大な船体がゆっくりと岸壁に近づいてくる姿は圧巻!
岸壁で待機するスタッフの方々の動きにも活気があって、港の朝が動き出す瞬間を間近で感じることができました。

セレブリティ・クルーズの象徴であるファンネル(煙突)をズームで。
青空に映える白い「Χ」のマークと煙突からたなびく煙。

少し足を伸ばして、グラバー園(第2ゲート)そばのグラバースカイロード3号橋から稲佐山をバックに。
長崎の街並みの中にすっぽりと収まったセレブリティ・ミレニアムを高台から見下ろすと、改めてそのスケールの大きさに驚かされます。
2025年9月26日(金)

7時(入港予定)→18時(出港予定)
2025年最後の寄港となった、Celebrity MILLENNIUM(セレブリティ・ミレニアム)を長崎県美術館(屋上庭園)から撮影。
今年最後と言う事もあり、多くの方が見送りや撮影に訪れていたようです。
離岸した後は別れを惜しむかのように何度も汽笛を鳴らしていました。
2025年7月21日(月)

7時(入港予定)→17時(出港予定)
松が枝国際ターミナルから見たセレブリティ・ミレニアム
出港セレモニーはありませんでしたが、セレブリティ・ミレニアムの乗客が船首側に集まっていたので一生懸命手を振りました。

長崎水辺の森公園から見たセレブリティ・ミレニアム
2025年3月22日(土)

8時(入港予定)→18時(出港予定)
鍋冠山展望台から見たセレブリティ・ミレニアム
2024年4月28日(日)

8時(入港予定)→18時(出港予定)
珍しく右舷接岸のセレブリティ・ミレニアム
大型客船が入港すると釣れる魚も釣れないのかも知れませんね…
これまで複数回入港しているセレブリティ・ミレニアムは左舷接岸が多かったのですが、2024年4月28日(日)は珍しく右舷接岸で水辺の森公園側を向いて停泊してくれました。
2023年11月1日(水)

8時(入港予定)→18時(出港予定)
松が枝国際ターミナルに隣接しており、広々とした公園からクルーズ船をゆったりと眺めることができます。特に船体全体が美しく見える人気のスポットです。
左舷接岸のため船尾が水辺の森公園側を向いています。
船尾に書かれている「VALLETTA(ヴァレッタ)」という文字は、セレブリティ・ミレニアムの船籍港を示しており、地中海に位置するマルタ共和国の首都だと言う事がわかるようになっています。
多くの船舶は、船尾に「船籍港」を表示することが義務付けられています。
一期一会の出会いを、長崎港の記録として残す

客船の寄港は、わずか数時間から一日の「一期一会」です。しかし、その巨大な船体がもたらす経済効果や活気以上に、私たちが受け取る「異国の風」や「旅への憧れ」は何物にも代えがたい価値があります。
セレブリティ・ミレニアムが長崎を去る時、汽笛の音が長崎の山々に響き渡ります。その音を聞きながら、私たちはまた次の再会を願わずにはいられません。
長崎港に寄港予定のクルーズ客船情報は長崎港ホームページで確認出来ます。
\長崎港/
