長崎港には、世界中からいろいろな大きな船がやってきます。その中でも、特別な歴史を持っているのが「AMADEA(アマデア)」という船です。
実はこの船、昔は日本で一番有名な「飛鳥(あすか)」という名前の船でした。
今はドイツの会社で活躍していますが、久しぶりに長崎へ里帰りしてくれた時の様子を分かりやすく紹介します。
本記事は状況に応じて写真の差し替えおよび文章の加筆修正が行われます。
AMADEA(アマデア)の紹介

AMADEA(アマデア)は、ドイツのフェニックス・ライゼンという会社が運航している世界的に有名な豪華客船です。
実は長崎の「三菱重工業長崎造船所」で、1991年に初代「 飛鳥(あすか)」として誕生しました。
まさに長崎生まれの客船であり、当時の日本で最大・最高級の船として、日本のクルーズ文化を切り開いた伝説の一隻です。
2006年にドイツへ渡りアマデアと名前を変えましたが、今でも世界中の海を舞台に活躍し続けています。
今回、生まれ故郷である長崎港へ帰ってきた姿は、まさに堂々たる「里帰り」といえるでしょう。
アマデアの船舶データ

アマデアは、三菱重工業長崎造船所で造られた長崎にゆかりのある船でもあります。
ファンネルのデザイン
船の煙突(ファンネル)にあるデザインは「輝く太陽」と、その中を自由に飛ぶ「カモメ」が描かれています。
フェニックス・ライゼンのマークで、カモメは船乗りにとって「安全な航海」や「自由な旅」を意味する、とても縁起の良い鳥とされています。
アマデアの詳しい情報は以下の通りです。
| 項目 | 詳細 |
| 船名 | AMADEA(アマデア) |
| IMO番号 | 8913162 |
| 船籍 | バハマ |
| 船籍港 | ナッソー |
| 総トン数 | 29,008トン |
| 全長 | 192.82メートル |
| 全幅 | 24.70メートル |
| 乗客定員 | 624名 |
| 乗組員数 | 292名 |
※船舶データの数値は多少の誤差がありますので予め御了承ください。
船舶データに記した「IMO番号」は、いわばこの船が生涯変わることのない「世界共通のマイナンバー」です。
例えば、船舶追跡サイト「Marine Traffic(マリン・トラフィック)」などで、IMO番号を入力すると、世界のどこを航海しているのかをリアルタイムで知ることができます。
長崎を離れた船舶が、今ごろどこの海にいるのか……そんな「旅の続き」を想像させてくれる魔法の数字でもあります。
わたしが見たアマデア

実際に長崎港に停まっているアマデアを見ると、最近のマンションのような巨大な船とは違い、とても細長くてスマートな形をしているのが印象的でした。
デッキにはドイツ国旗が掲げられていますが、船の形は「飛鳥」の時のままなので、クルーズ客船ファンの方が多く訪れていました。
2026年3月19日(木)

アマデアは、全長約190メートル、総トン数約2万9千トンの、白を基調とした美しい船体が特徴的な客船です。

長崎港の真ん中、出島岸壁の手前で、アマデアはゆっくりと回頭(方向転換)を始めました。
巨大な船体が、港の真ん中でくるりと回る姿は、圧巻の一言!
多くの人が、その様子を写真や動画に収めていました。
一期一会の出会いを、長崎港の記録として残す

アマデアのようなクルーズ客船は世界中を旅しているため、一度離れると次にいつ会えるか分かりません。
長崎の美しい景色の中に、この最新の客船が止まっている姿を、しっかり記憶や写真に残しておきたいですね。
同じ客船でも、季節や天気によって見え方は変わります。
ルミナーラが長崎に来てくれたという出来事を、単なる記録としてだけでなく、その時だけの特別な風景として、これからも大切に書き残していきたいと思います。
長崎港に寄港予定のクルーズ客船情報は長崎港ホームページで確認出来ます。
\長崎港/
