長崎寄港「飛鳥Ⅲ」最上級のおもてなしと最新鋭の設備

長崎寄港「飛鳥Ⅲ」最上級のおもてなしと最新鋭の設備 長崎まちネタ
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2025年7月に就航したばかりの日本船籍最大級のクルーズ客船「飛鳥Ⅲ」(52,200総トン)が、10月7日(火)に長崎港へ初めて入港しました。

世界を巡る「飛鳥」の名を受け継ぐ新鋭船の初寄港は、美しい長崎の港に新たな華やぎを添えました。

洋上のおもてなしと最新鋭の設備を誇る「飛鳥Ⅲ」は、長崎市内を散策する乗客を乗せ、夜まで港に停泊します。

長崎の街並みと織りなす豪華客船の雄姿は、市民や観光客の大きな注目を集めました。

本記事を読んでわかる事
  • 飛鳥Ⅲの紹介
  • 船舶データ
  • 長崎市内各所からの眺め

本記事は状況に応じて写真の差し替えおよび文章の加筆修正が行われます。

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飛鳥Ⅲ

松が枝国際ターミナルから見た飛鳥Ⅲ
松が枝国際ターミナルから見た飛鳥Ⅲ

時代をつなぐ美しさ!新鋭客船「飛鳥Ⅲ」が長崎港に初入港

飛鳥Ⅲは、郵船クルーズが約34年ぶりに建造した新造客船で、初代「飛鳥」、二代目「飛鳥II」の伝統を受け継ぎ、日本のクルーズ文化の新たな進化を体現しています。

ドイツのマイヤー・ヴェルフト造船所で建造された本船は、液化天然ガス(LNG)などに対応した環境に優しい設計が特徴です。

全室海側バルコニー付きの客室や、和を意識した上質な空間、細やかな「飛鳥」らしいおもてなしで、新しい感動の船旅を提供します。

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船舶データ

飛鳥Ⅲの船籍港は横浜
飛鳥Ⅲの船籍港は横浜

飛鳥Ⅲの船舶データは以下の通り

項目詳細
船名飛鳥Ⅲ
IMO番号9936355
船籍日本
船籍港横浜
総トン数52,200トン
全長230m
全幅29.8m
乗客定員744人
飛鳥Ⅲ船舶データ
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長崎市内各所からの眺め

松が枝国際ターミナルから見た飛鳥Ⅲ
松が枝国際ターミナルから見た飛鳥Ⅲ

長崎港のシンボルである女神大橋をくぐり、静かに着岸する「飛鳥Ⅲ」の姿は、まさに壮観でした。

更に驚くべきは、長崎港内での回頭から着岸までの速さと正確さです。

飛鳥Ⅲのような最新鋭の客船が持つ、高い操船能力と最新技術の証とも言えます。

特に、360度回転するアジマススラスターと、船首で横方向に強い推力を出すためのバウスラスターを効果的に組み合わせることで、大型船にもかかわらず、タグボートにほとんど頼らずに、短時間での回頭・着岸を可能にしています。

特に長崎水辺の森公園や、グラバー園などの高台からは、長崎の緑豊かな山々と歴史的な街並みを背景に、白く美しい船体が浮かび上がるような景観を楽しむ事が出来るでしょう。

2025年10月7日(火)

飛鳥Ⅲ
飛鳥Ⅲ

9時(入港予定)→22時(出港予定)

7時40分頃に女神大橋の下へ姿を現した飛鳥Ⅲ

初入港シーンを見逃すまいと、多くの方が早い時間から訪れているのが印象的でした。

朝早い時間帯にもかかわらず、地元のチンドン屋「かわち家」の賑やかな演奏と、可愛らしい園児たちの元気な声と旗振りで、飛鳥Ⅲの乗客を温かく迎え入れました。

ただ9時入港予定(8時40分着岸)かつ平日であったため、職員数名とクルーズ客船ファンが約20名とかなり淋しい感じだったのが残念です。

長崎港は「クルーズ船の寄港回数増加」を重要な目標に掲げ、大型客船の受け入れに非常に積極的です。

飛鳥Ⅲ初入港という大きなイベントで、歓迎ムードが盛り上がりに欠けてしまったのは、運用上の課題が浮き彫りになったと言えます。

平日朝と言え、SNS等で事前に幅広く告知しておくと結果は違ったかも知れません。

それでも、市民の温かいおもてなしの心が飛鳥Ⅲの初入港を彩りました。


長崎港に寄港予定のクルーズ客船情報は長崎港ホームページで確認出来ます。

\長崎港/

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