長崎港に一際目を引く豪華ヨット「FIDELIS(フィデリス)」が停泊しており、優美な姿が港を訪れる人々の注目を集めています。
紺色の船体に流れるようなデザインと堂々とした巨大マストが特徴的な「FIDELIS(フィデリス)」は、その存在感で長崎港の風景に新たな彩りを添えています。
本記事は状況に応じて写真の差し替えおよび文章の加筆修正が行われますので予め御了承ください。
FIDELIS(フィデリス)

豪華ヨット「FIDELIS」長崎港に優雅に停泊中!
フィデリスは2025年5月14日(水)に長崎に到着し、長崎水辺の森公園がある出島岸壁と、長崎県庁舎と長崎県警察本部に隣接している「おのうえの丘(防災緑地公園)」の岸壁を行き来しつつ長期滞在されています。
その後は深堀および伊王島周辺へ移動したり、6月19日(木)〜21日(土)の間で五島列島に滞在されていたようです。
6月22日(日)長崎水辺の森公園(出島岸壁)停泊中
6月24日(火)朝方に長崎を出港されたようです。
6月25日(水)唐津を抜け福岡港へ
実に40日ほどの長期滞在でしたが、長崎のまちは楽しめたでしょうか。
フィデリスの船尾側に掲げられている国旗は、イギリス王室属領のマン島(首都:ダグラス)で赤地の旗に特徴的な3本の脚が描かれています。
マン島の国旗に描かれている3本の脚は「三脚巴(トリスケリオン)」と言う紋章で「どこに投げられても立つ」という意味があります。
それによりどんな困難に直面しても屈しない不屈の闘志を表現していると言われています。
マン島はアイルランド、スコットランド、イングランドに囲まれている島なんですね。
船名 | FIDELIS(フィデリス) |
船籍 | マン島 |
全長(m) | 56 |
全幅(m) | 11.52 |
現在フィデリスは市場で売りに出されており、希望価格は2,990万ユーロ(2025年時点)となっています。
日本円に換算すると、良くわからない桁数が表示されますよ…
スーパーヨットの定義

スーパーヨットとは一般的に外国人富裕層などが個人所有する全長80フィート以上(24メートル以上)の高級大型クルーザーの事でギガヨットやラグジュアリーヨットなどとも呼ばれています。
ちなみに日本人では前澤友作氏がインスタグラム(@yusaku2020)にて全長114.2メートルのスーパーヨットを建造中と明かしています。

ヨット?
一般的にスーパーヨットは寄港地に10日前後〜数ヶ月ほどの長期滞在する事が多いため日本でも積極的な誘致活動が行われています。
長期滞在をする事により寄港地の各方面に大きな経済効果があるわけです。
経済効果の具体例
国土交通省
長期滞在による燃料費や船体のメンテナンスおよび寄港地のシェフなどを呼んでの食事など総支出が凄い事になりそうですね。
FIDELISが(フィデリス)がいつまで長崎港に停泊するのか明らかになってはいませんが、お近くにお越しの際は長崎港へ足を運びその雄姿を間近でご覧になってはいかがでしょうか。