長崎県大村市にある大村公園には九州最大規模と言われている花菖蒲園があり、6月上旬頃に「おおむら花菖蒲まつり」が開催されます。
5月下旬から6月上旬にかけて、江戸系・伊勢系・肥後系など約10万株およそ30万本の花菖蒲が公園内を埋め尽くし訪れる人々を魅了します。
本記事を読んでわかる事
2025おおむら花菖蒲まつり

梅雨時期を彩る優美な色彩
おおむら花菖蒲まつりでは、伝統芸能や大村市の姉妹都市・友好交流都市による物産展なども開催されます。
イベントの内容については大村市観光コンベンション協会(@omuracitykanko)のインスタグラムを要チェックです。
雨天の場合はイベント自体が中止となるようです。
花菖蒲園の見頃

大村公園の花菖蒲園の見頃について紹介します。
花菖蒲(はなしょうぶ)は例年5月下旬から6月上旬に見頃を迎え花菖蒲園の一面を埋め尽くします。
ただ「板敷櫓下広場」の花菖蒲とお掘りがある「花菖蒲園」で咲き具合に多少差がありますが、公式で満開とアナウンスされた日に行かれるのがベストです。
この花菖蒲園は慶長3年(1598年)大村19代当主大村喜前公が玖島城を築いた時に出来た長堀及び南堀の跡につくられました。
昭和36年熊本から肥後菖蒲を、昭和38年明治神宮御苑から江戸菖蒲をそれぞれ移植し、現在は伊勢菖蒲を含む3系統があります。
花の種類は約171種類で、菖蒲園の広さは約9,500平方米あります。
花の見頃は5月下旬から、6月中旬まででその美しさは皆さんの目を楽しませています。
大村公園
広大な花菖蒲園には遊歩道が整備されており、ゆっくりと散策しながら様々な角度から花菖蒲を鑑賞できるようになっています。
また大村公園の入り口には「開花状況を示す看板」が設置されているので参考にされるのもオススメです。