2025年1月14日(火)に2025長崎ランタンフェスティバルの概要が発表されました。
2025長崎ランタンフェスティバルの開催期間は1月29日(水)〜2月12日(水)で開催間近となっての概要発表となりました。
内容としては皇帝パレードの配役など予想通りでしたが、驚きの情報もありましたので紹介してまいります。
2025長崎ランタンフェスティバル概要

1月14日(火)に発表された概要として注目すべき点は3つありました。
- 皇帝パレードの配役
- メインオブジェ製作断念
- メインオブジェ「百鳥」
皇帝パレードの配役
皇帝パレード(前半)2月1日(土)の皇帝役に「ルー大柴」さん・皇后役に「田中明日実」さんが務める事になりました。
皇帝パレード(後半)2月8日(土)は後日発表予定…
後半の配役が正式に決まっていないだけなのか?
ただ単に勿体ぶっているのか?
詳細は分かりませんが、皇帝パレードの配役を楽しみにされている長崎県外の方々の事も考えた方が良いと思います。

予定が立てられません…
メインオブジェ製作断念
発表された概要で一番驚いた事が「メインオブジェ製作断念」です。
長崎ランタンフェスティバルの「メインオブジェ」は、その年の干支やテーマに合わせた高さ10メートル級の大型オブジェでメイン会場である新地中華街会場(湊公園)に設置され、迫力のある姿を一目見ようと多くの人が訪れます。
毎年新しいメインオブジェを見るのを楽しみにしていた方にとっては残念ですよね。
メインオブジェ製作断念の理由としては…
物価高騰や円安の影響などにより通常の1.5倍ほどの製作費用がかかる事だそうです。
10メートル級のメインオブジェ製作だけでも莫大な費用(数百万)がかかる上に、各会場にある大小さまざまなオブジェの修繕も重なる事でかなり悩まれたと思います。

苦渋の決断だったと思います…
メインオブジェ「百鳥」
メインオブジェがない新地中華街会場(湊公園)と言うわけにもいかないので…
2017長崎ランタンフェスティバルで製作されたメインオブジェ「百鳥(ばいにゃお)」が、2025長崎ランタンフェスティバルのメインオブジェを務める事が決定しました。
百鳥(ばいにゃお)が選ばれた理由については「干支にとらわれず普遍性があり、人気も高かったから」との事です。
メインオブジェ「百鳥(ばいにゃお)」は、鳳凰(ほうおう)や鶴など縁起の良い鳥たちが集まり活気に満ちた様子を表現しています。
鳥は古くから平和や繁栄の象徴とされていて、特に鳳凰は中国の伝説上の瑞鳥で平和な世が訪れる兆しとして考えられてきました。
毎年、歴代のメインオブジェは各会場に展示されますが、今後は綺麗に修繕しながら、その年のメインオブジェとして利用していく事になるのでしょうね。
100年続く祭りに

30回目の今年は私たちも含め足元から見直し、再度ランタンフェスティバルを100年続く祭りにするためにも小さなことから節約をしながらしてこうと考えている
長崎ランタンフェスティバル実行委員会・張仁春幹事長
毎年見て写真を撮っているいる身としては、長崎市役所・出島・出島メッセ長崎などにランタン必要なのだろうかと毎年思います。
出島メッセ長崎は提灯だけのようですが、会場でもない長崎市役所と出島に1体のみランタンオブジェを置かれると逆に寂しさすら感じてしまいます。
ランタンオブジェの修繕はもちろん大事ですが、設置する場所や会場の見直しも大事に時期に来ているのかも知れません。
ランタンのあかりを守るのはあなたの思い
2025長崎ランタンフェスティバルは今年で30回目となります。
昨年(2024長崎ランタンフェスティバル)後半は突風被害によりランタンオブジェや提灯の破損がひどく目立ちました。
2025年はアニメ「薬屋のひとりごと」コラボをはじめ、皇帝パレード・媽祖行列・中国変面ショー等でまだまだ盛り上がれるはずです。
長崎市公式観光サイトでは個人での支援も可能となっています。